色を変えて、印象を一新する
桶川市鴨川 F様邸 / 築16年・窯業系サイディング / 施工期間:2025年4月11日〜5月20日(実稼働約30日)
築16年、横ライン調の窯業系サイディングのお住まいです。北面には換気フード下からの黒い雨だれが目立っていました。そして、このお宅でいちばんの問題だったのが目地のコーキングです。硬化して痩せ、壁との間に隙間ができている箇所が多く見られました。
このお宅は瓦屋根のため、屋根塗装は行いませんでした。外壁と付帯部、そしてベランダの防水に絞ってご提案しました。
色は、納得いくまで打ち合わせを重ねました。本体をライトブルーグレー、バルコニーと玄関まわりの張り出し部分をホワイトに塗り分けています。出っ張った部分を明るくすると、建物に立体感が出て大きく見えます。
| 所在地 | 埼玉県桶川市鴨川 |
|---|---|
| 築年数 | 築16年 |
| 外壁材 | 窯業系サイディング(横ライン調) |
| 屋根材 | 瓦(塗装なし) |
| 工事内容 | 外壁塗装・付帯部塗装(破風・軒天・雨樋・縦樋・換気フード・水切り) ベランダ防水トップコート エアコン配管ホースのテープ巻き直し 塀の塗装(今回サービスで施工) 屋根は瓦のため施工していません |
| 使用塗料 | 外壁:日本ペイント パーフェクトトップSi(3分艶) 鉄部・付帯部:日本ペイント ファインSi(3分艶) 軒天:日本ペイント 水性ケンエース(つや消し) |
| 使用色 | 外壁:ライトブルーグレー L65-70 バルコニー・玄関まわり:ホワイト ND-370 |
| 費用 | 120〜150万円(税込) |
| 施工期間 | 2025年4月11日 〜 5月20日(実稼働約30日) |
施工前と施工後で撮影した位置が違うため、写真の画角にずれがあります。同じ面を撮ったものです。


日当たりの悪い北面。換気フードの下から黒い雨だれが流れていました。高圧洗浄で落としきってから塗装しています。


ベージュ系からライトブルーグレーへ。玄関まわりとバルコニーはホワイトで塗り分けています。


外壁をライトブルーグレーにし、前に張り出した部分をホワイトに塗り分けて立体感を出しています。


屋根は瓦のため塗装せず、外壁と付帯部を中心に施工しています。側面の写真では、本体のライトブルーグレーと、張り出した部分のホワイトの塗り分けが分かります。
現地調査と工事中に撮影した記録写真を、日付順に13項目掲載します。着工前に何を見つけ、どう手を入れたのかが分かる形で残しています。
着工前の調査でもっとも目立ったのが、縦目地のコーキングの劣化です。写真の中央、上下にまっすぐ通っているのが目地です。コーキングが痩せて壁から離れ、黒い筋のような隙間ができています。こうした箇所が、建物のあちこちに見られました。
この隙間は雨水の入口になります。表面を塗り替えるだけでは塞がりません。そのため、縦目地は古いコーキングを撤去して新しく打ち替える方針としました。

工事の初日は足場です。建物のまわりに足場を組み、飛散防止のシートで覆います。ここができて、はじめて壁の隅々まで手が届くようになります。


同じ日に高圧洗浄まで進めました。北面の換気フード下に出ていた黒い雨だれも、ここで下地から落としきります。汚れを洗い落としてから塗装します。ウッドデッキまわりもあわせて洗いました。



硬化が進んでいた目地のコーキングを打ち替えました。縦目地は古いものをカッターで撤去し、プライマー(接着剤)を塗ってから新しいコーキングを充填します。上から重ねる「打ち増し」より手間はかかりますが、目地の動きに追従する厚みを確保できます。サッシまわりは打ち増しで施工しました。




充填したコーキングをヘラで押さえて仕上げます。この時期に、外壁のサイディングに浮きとズレが見つかりました。そのまま塗れば見た目は整いますが、板が動いている状態は変わりません。F様にご報告したうえで、釘を打って留め直してから塗装に進んでいます。


目地とサッシまわりのコーキングが終わりました。白く見えているのが新しいコーキングです。この上から塗装をのせていきます。


塗装は軒天(のきてん=屋根の裏側)から始めました。続いて外壁の下塗りです。下塗りは仕上がりの色には出てきませんが、上に塗る塗料の密着を左右する工程です。



外壁の中塗りです。バルコニーと玄関まわりの張り出し部分には白(ND-370)、本体にはライトブルーグレー(L65-70)。塗り分ける境目は、養生テープで一本ずつラインを出しています。


中塗りが乾いてから上塗りです。中塗りと上塗りで2回塗ることで、塗膜の厚みが確保されます。仕上げは3分艶。艶を抑えると、壁の表面がしっとりと落ち着いて見えます。



破風(はふ=屋根の端の板)の塗装です。1回目を塗り、乾いてから2回目。外壁ほど面積はありませんが、ここも2回塗っています。先に色あせや剥がれが出るのは、こうした細かい場所からです。


細かい部分を一つずつ進めます。軒天と壁の境目はテープでラインを出してから塗り、換気フードや水切り(みずきり=土台の上の金属板)、雨樋、縦樋もそれぞれ塗り重ねました。





ベランダの床は、雨が直接あたる場所です。既存の防水層の上にトップコートを塗り重ねて保護しました。あわせて、劣化していたエアコンの配管ホースのテープを巻き直しています。



最後に塀を塗り、足場を解体しました。塀はお見積りの範囲外でしたが、F様とご相談のうえ、今回サービスで施工しました。ベージュ系だった外壁が、ライトブルーグレーと白の2色に変わっています。工期は約1ヶ月でした。



外壁の塗替えは築10年を超えた頃から常に頭の片隅にあったものの、その費用と効果の年数を考えるとなかなか決めきれず4年ほど経過していました。そんな時、親身に相談にのってくれたこちらに決めました。特によかった点は、以下の通りです。
結果、私たち家族は120%大満足でした!!
このお宅は瓦屋根のため、屋根塗装は行いませんでした。塗る必要があるかどうかは屋根材によって変わります。現地で屋根材を確認したうえで、必要な工事と、必要でない工事をご説明します。
換気フードの下に出ていた黒い筋は、高圧洗浄で下地から落としてから塗装しました。汚れを洗い落としてから塗るのが前提です。
バルコニーや玄関ポーチのように前に出ている部分を明るい色にすると、影とのコントラストで建物が立体的に見えます。1色で塗るか塗り分けるかで印象は大きく変わるので、色決めの段階でご提案しています。
工事中に、外壁のサイディングに浮きとズレが見つかりました。そのまま塗れば見た目は整いますが、板が動いている状態は変わりません。F様にご報告したうえで、修正してから塗装しています。この現場では、お見積りの範囲内で対応しました。
塗装は、足場を組んで初めて近くで見られる部分がたくさんあります。着工後に別の傷みが見つかることは珍しくありません。見つけた時点でお伝えして、どうするかを一緒に決めます。
A. 必ずではありません。このお宅は瓦屋根だったため屋根塗装は行わず、外壁と付帯部を中心に施工しました。
写真を送っていただければ、AIで色のイメージを作ってお見せできます。決めきれずに何年も迷っている、という段階のご相談も歓迎です。